色の変更

MENU

本当に削除しますか?
編集した内容は保存されません。\n本当に戻りますか?
この罹患歴を削除します。よろしいですか?
こ罹患歴の記録の削除に失敗しました
この医療機関受診の記録を削除します。よろしいですか?

妊娠中の歯の健康

2021年08月10日(火) 10時00分 | 大分県健康づくり支援課

「妊娠すると歯周病になりやすい」とか「出産すると歯が悪くなる」という話を聞きます。確かに、妊娠によってむし歯や歯周病のリスクは高くなりますが、適切なお口のケアによって予防することも可能です。妊娠期の歯・お口の健康を保ち、安心して出産を迎えてほしいと思います。

(1)妊娠時に見られやすい歯やお口の症状
・歯肉に腫れや出血がある
・冷たいものや熱いものがしみる
・歯や歯肉に痛みがある
・唾液が粘っこい感じがする
・気分が悪く、歯みがきができない
・食事回数が増えて、歯垢が溜まりやすく感じる

(2)妊娠期の歯・お口の健康リスク
妊娠により体内のホルモンが急激に変化することで、歯周病の原因となる細菌が増殖しやすくなり、また、唾液が粘稠となり、口腔の自浄性が低下することで歯肉の炎症や出血が起こりやすくなります。さらに「つわり」による嗜好の変化や歯みがきの困難、食事回数の増加とそれに応じた口腔ケアが不足しがちなことなどにより、口の中の環境は悪化してむし歯や歯周疾患のリスクは高くなります。

(3)対 策
妊娠中は、食生活等の問題からむし歯や歯肉炎にかかりやすいため、普段以上に気を付けることが重要です。
食事や間食の回数が増すので、食後の歯みがきやうがいをこまめに行うようにしましょう。
「つわり」の時には、できるだけ気分のよい時に歯みがきを行い、みがけない時は洗口液も利用しましょう。
嗜好も変わりやすいので、糖分の多い飲食物や酸性食品をだらだら食べることは控えましょう。

担当:大分県健康づくり支援課健康寿命延伸班

TEL:097-506-2671