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2023年09月28日(木) 10時00分
前回は、未就学児の過ごし方は、義務教育期間ではないからご家庭で決められるという話と、幼稚園が気になってきたら、通える範囲にどんな幼稚園があるか調べてみることから始めようと書きました。
今回以降は、幼稚園に特化して記事を進めていこうと思います。
子どもをどこかに預ける場合、短時間でも、どんな環境かは気になりますよね。
それが幼稚園となると、起きている時間の半分を過ごす場所になりますから、もちろんご自分の眼で実際に見てみることは大事です。
たいていの幼稚園の場合は、夏休み前から10月中頃まで、保育見学日を設け、申込制で受付しています。
幼稚園も普段の生活を大事にしたいので、園児に影響がないよう、人数を制限しています。
見学時間が午前中であるのは、子どもが一番活発に動き、遊び、課題活動が行われる時間だからです。
保護者が保育をじっくり見学したければ、子どもを一時保育に預けていくのも一つです。
子どもの反応を見たければ連れて行くのもアリでしょう。ただし、何園も連れて行くのはおススメしません。
混乱を避けるため、第一か第二希望にしている園くらいにとどめましょう。
見学は物的環境(教室、園庭、玩具、遊具、絵本、トイレや靴箱など)と人的環境(先生と子どもとの関わり、先生同士の関わり)を見て
雰囲気を掴みましょう。授業参観のスタイルが多いので、質問事項は、見学終了後にまとめて担当の先生に伺うことになります。
保育見学日以外でも、未就園児が参加できるプログラムがある運動会を開催する園もあるので、園に聞いてみてください。
見学できる機会を逸してしまったけれど、見学を希望する場合は、園に相談してみましょう。
そして、9月から願書配布開始日の10月15日までは、説明会があります。(※詳細は各園にお問い合わせください)
第一希望にしている園には、必ず行きましょう。そして、自分のなかで不明点を残さないようにしましょう。
朝起きてから登園まで、降園して帰宅するまで、保育内容、行事、夏冬春休み、保護者の参加などなど実際に通園するイメージをしておくといいと思います。
説明会への子ども連れは、OKな園がほとんどです。
申込日面接の場所慣れを兼ねて、できれば一緒に行きましょう。保護者が説明を聞いている間、子どもを預かってくれる園もあります。
初めての場所での分離が苦手なお子さんは無理せずに、保護者の緊張が移る場合もあるので、リラックスしていきましょう。
説明会時の服装を迷われる方がよくいますが、送迎時の保護者を見てみて、紺スーツが多ければ、紺上下を着て行くのが無難です。
カジュアルスタイルが多い園だと、清潔で抑えめの色で綺麗めな恰好であれば大丈夫です。
そして、この時までには子どもの上履きを用意して、脱ぎ履きを練習しておきましょう。
いろいろな種類の上履きがありますから試し履きしてからの購入をおススメします。
※目黒区内の自主グループ「めぐろ子育てマップ作り隊」が私立幼稚園の協力を得て、幼稚園ガイドを制作販売しています。
参考にしてみてはいかがでしょうか。
幼稚園ガイド | めぐろ子育てマップ作り隊 目黒区の子育てマップ 幼稚園ガイド
次回は「 幼稚園生活の一日と一年間」です。 (編集委員ゆはママ)