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2023年08月18日(金) 10時00分
はじめまして。けろっぴです。4歳と0歳の2児を育てています。フルタイムで仕事をしつつ、今年度からすくなびの編集委員になりました。よろしくおねがいします。
今回は、私の保活について、3回にわけてお話ししようと思います。
そろそろ保育園を探したいけれども、何をしていいのかよくわからない。保活をやる前、私もそんなモヤモヤを抱えていました。
「目黒区なら引っ越した方がいいレベル」
第一子の妊娠中の2018年、そんな悩みを保育園に詳しい友人に相談した時にこう言われました。ちょうど「保育園落ちた」が社会問題になっていた頃でした。当時、目黒区は、認可保育園で0歳児の場合、両親ともフルタイム勤務の40点で半分から3分の1は未承諾だったと記憶しています。1歳児はもっと狭き門でした。希望の園に入れるには仕事復帰を早めて無認可の保育園に入れ、1点の加点をもらって備えることが必要、とされていました。
あれから5年。2022年に第二子出産と仕事復帰に伴い、2023年4月入園を目指して2回目の保活をしました。2019年4月入園を目指して活動したころと比べ、認可保育園の数は増え、受け入れ枠も大きく増えて、そこまで苦労しなくても入れるようになっていました。
ですが、預かってくれるならどの園でもいい、というわけにはいきません。安心して預けられる保育園をみつけるには、やはり保活は必要です。
いつから始めればいいの?見学でどこを見ればいいの?という疑問を抱えた皆さんの参考になればと思います。
◇
保活と一言でいってもやることはこの3つに集約されます。
1.情報集め
2.見学
3.優先順位をつけて申し込み
この3点について、3回に分けて書こうと思います。
◇
1回目は、情報集めについて。一言で言えば、自宅近くの保育園と、自分の現在地を知る、ということです。
やったことはこの三つです。
・自宅近くの保育園のピックアップ
・自分の点数の確認
・スケジュールの把握、受け入れ人数の確認
「認可」「認可外」「認証」「企業主導型」。保活をするとこうしたワードに出会うと思います。認可は区が所管していて、申し込みも区にしますが、認証と企業主導型はいわゆる「認可外」です。認証は東京都、企業主導型は内閣府が所管していますが、申し込みはそれぞれの保育園に個別にします。つまり「認可外」は、自分で情報を調べる必要があります。
2018年の保活は、認可だけだと保育園に落ちて、仕事復帰できない可能性がありました。受け入れ枠の多い0歳児入園をめざし、妊娠中から保活を始めました。
6月ごろから始めたのが、認証保育園探しです。目黒区内にある園をピックアップをして、園のホームページで見学の日程を調べ、通える範囲であれば、見学の申し込みを片っ端から入れました。当時は、見学申し込み受付の初日、開始時間に電話してもつながらず、人気コンサートのチケットを取るかのようにリダイアルしていました。
認証保育園は区のホームページで確認できます。
→https://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/hoikuen/hoikujo.html
なんでそんなに必死だったのかといえば、認証の場合、入園の優先順位は、先着順だったり、見学順だったりするので、早めの方がいいケースが多いからです。当時は、認可に落ちた時に認証を探しても間に合わない、と聞いていたので、まずは必死で認証を抑えにいく必要がありました。
企業主導型の保育園も見学に行きました。東急グループがKBC保育園をやっていて、それが気になっていたからです。当時は開設予定だったので、すでに開園していた目黒区以外にある系列の保育園の見学に行き、雰囲気などを確かめました。
企業主導型保育園の検索はこちら
→https://www.kigyounaihoiku.jp/report/nursery
今は園がどこにあるか検索できるようになりましたが、当時はこうした情報もなく、自分で集めるしかありませんでした。ほんと、大変でした。以上を出産前の8月までにしました。
9月に無事出産し、外出できるようになってからの10から11月に、認可保育園の見学に行きました。10園まで書けるので、候補に挙げるところは片っ端から電話して必ず見学に行くようにしました。新設園は、その系列園を見学しました。
認可保育園も区のホームページで確認できます。
→https://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/hoikuen/index.html
◇
うわっ、大変、と思われた方。ご安心ください。
2022年にした保活は、認可だけで済みました。
はじめにしたのは目黒区の保育課へ行くことでした。9月下旬ごろに行きました。
区役所2階にある保育課施設利用係に行って「保育施設利用のご案内」という冊子をもらいました。
冊子のダウンロードはこちら
→https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/moshikomi/moushikomiannai.html
実は、引っ越しを予定していたので、上の子の転園させる必要がありました。保育課の職員とお話し、引っ越し先周辺で通える保育園を一緒にピックアップしました。また点数や優先順位の確認もしました。フルタイム共働きなら40点になりますが、求職中の人、祖父母と同居している、兄弟がいるなど、いろんな条件によって点数は変わります。基本指数、調整指数、同位の時の優先順位などもあり、とても複雑で、解説がなければわかりません。自身の状況を伝え、何点になって、優先順位はどうなりそうかは、確認しました。
また、申し込みのスケジュールも確認し、スマホのカレンダーに忘れないように記入しました。翌年の4月入園だと、その前年の12月が申し込みの締切なので、ゆっくりしていると時間がない、ということになりかねません。夫婦ともに職場に勤務証明書を出してもらう必要があり、夫に言ったら「何それ?」となる人もいるかも。うちも1回目はそうでした。
年度途中の入園希望の場合、保育園ごとの空き状況を公表しているので、空きがあるところを探すことになります。園によっても募集する人数は違います。自分が入りたい園は何人募集しているかは抑えておいたほうがいい情報かと思います。
選考実施の状況、空き状況などの確認はこちら
→https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/hoiku/ninka/index.html
候補の保育園をピックアップしたら、見学の申し込みを入れて、実際に見学に行きました。初めは、見学に行っても、どこをみていいのかわかりませんでした。2回の保活で、通算25園ほど見学して、ようやくここをみたらいいんじゃないかな、というのがわかってきました。
次回はそれをお伝えしたいと思います。
(編集員:けろっぴ)